基調講演をおこなう松原徹事務局長(日本プロ野球選手会)
研究報告「行政サービスと地域コミュニティ」
研究報告を行う川井所長(まつえ地域政策研究センター)
松江市職は、7月28日にくにびきメッセで「2012松江市職員ユニオン地方自治研究集会 労働組合としてできること~松江の住民を幸せにするために~」を開催し、約500名の参加がありました。
【基調講演】
日本プロ野球選手会事務局長の松原徹さんから、基調講演「プロ野球選手会労組の軌跡」を受けました。2004年に行った日本プロ野球初のストライキの舞台裏の話をしていただきました。普段はライバルチームの選手や高年俸の選手から低年俸の選手まで、一致団結して、選手たちの労働条件向上や未来の野球界のために闘っていることを、中畑初代会長やストライキの時の古田会長、現在新井会長まで有名選手とのやり取りを実名を挙げて話していただきました。
【研究報告】
まつえ地域政策研究センターから「行政サービスと地域コミュニティ」と題し研究報告を行いました。松江市の支所管内や公民館区の人口、面積、高齢化率、公共交通の実情などの現状報告をしました。
現状を検証し、合併により広がった市域で、隅々まで行政サービスを提供できるのか?また、自治会等加入率も6割を切り、高齢化率も進む中、地域コミュニティは維持できるのか?の2点について課題を提起しました。
今後、この課題を解決するために、1.公平な公共サービスの確立。2.持続可能な地域コミュニティの再形成。3.公共交通を軸とした拠点連携の街づくり。この3点をリンクさせた支所と公民館のあり方の検討が必要であるという提言を行いました。
なお、今回の資料については、近日中にホームページに掲載予定です。